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当院で行っている歯周病治療についてご説明いたします。

歯周病専門医について

日本の歯科医師約10万人の中で歯周病専門医は1191名しかおりません

歯周病治療は、歯周病専門医による治療をお勧めします

人口21万人に1人の割合でしか、歯周病治療の専門医はいません。ご自身の歯で、一生涯美味しいお食事を楽しむためにも、経堂デンタルクリニックでは専門医によるプロフェッショナル歯周病治療をお勧めいたします。

歯周病専門医」とは…
新たな専門的な歯科医療制度として、特定非営利活動法人日本歯周病学会が、歯周治療を専門的に取り扱うに充分な技量と倫理観を有する歯科医師を認定したもので、5年間あるいは認定医取得後2年間研修施設で研修して、専門的な歯周治療の知識と技量をマスターした専門医です。最近、日本でもようやく専門医制度の構築が始まりましたが、日本の歯科医師約10万人の中で、歯周病専門医は1191名しかおりません(H24現在)。



歯周病とは?

歯周病は人類が誕生してから今日までで、一番感染者数の多い感染症としてギネスにも載っています。 自覚症状が少なく、悪化してしまうと歯を失ってしまう怖い病気です。歯周病治療は症状によって目的や方法が異なります。

歯ぐきの状態と歯周病の程度


健康な状態
健康な状態

歯肉、歯槽骨に特に問題なく、歯もがっちりしています。
何でも食べられますし、特に問題はありません。


歯肉炎
初期の歯周炎(歯肉炎)

磨き残しがあると、歯周病菌が中に入って繁殖をして歯垢(プラーク)となり、歯と歯肉の境目の部分の歯肉に炎症をおこします。
ほとんど症状はありませんが、歯磨きのときに出血したり、硬いものをかむと痛かったりすることもあります。


歯周炎
中等度の歯周炎

プラークに唾液中のカルシウムやリンが作用して石灰化します。この石灰化した物を歯石といいます。歯石は歯と炎症を起こした歯肉の間の溝(歯周ポケット)の中にまで到達し、歯周病菌の働きにより大きくなっていきます。この歯石を住みかとして歯周病菌は歯槽骨に向かって攻撃を進めていき、歯槽骨を吸収していきます。

歯のぐらつきや、歯磨きの度に出血する、口臭がある、噛むと痛いなど様々な自覚症状が出始めます。


重度の歯周炎
重度の歯周炎

歯槽骨の吸収が進むと歯のぐらつきが大きくなり、軟らかい物でも噛むのが困難になります。また、出血や口臭などのその他の自覚症状も強くなります。見た目には歯肉が炎症を起こして腫れているため、あまり変化が無いように見えますが、歯石や歯周病菌が、歯全体を取り囲むように存在し、やがて自然に歯が脱落します。

このように、磨き残しに生息しはじめた歯周病菌が歯肉に炎症を起こし、歯槽骨を吸収していくのが歯周病の実態です。
つまり、歯周病とは、歯周病菌の感染による、歯槽骨の病気なのです。


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歯周病と全身疾患の関係について

近年、歯周病は単なるお口の中の病気ではなく、生命にかかわるような重大な病気の原因のひとつになっていることがわかってきました。

糖尿病

糖尿病と歯周病の関係は特に密接です。糖尿病を治療することで歯周病が改善しますが、逆に歯周病を治療することで糖尿病が改善すると言われています。

心臓病

歯周病の原因菌が血液のなかを通って心臓に入り、付近の血管に住みつくようになると、心臓の血管が詰まりやすくなって、心臓発作を引き起こしやすくなります。

胎児

歯周病の原因菌が血液や羊水のなかに移行して、早産や、低体重児の原因になることがあります。

肺炎

歯周病の原因菌が気管に侵入して肺炎を引き起こす菌の活動を助けることが考えられます。特に老人の方は要注意です。

その他

骨粗しょう症、関節炎など・・・

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そして、恐ろしいのは統計的に重度の歯周病を持つ方の死亡率が高いことが報告されている。ということです。 やはり歯周病はきちんと治して管理しておくことが重要です。


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当院の歯周病検査

歯周病検査

従来からの視診・レントゲンによる検査と歯周ポケットの検査を丁寧に行います。

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歯周病細菌検査

お口の細菌の種類と数が歯周病になりやすいかどうかを調べる検査が歯周病原因細菌検査です。

A 位相差顕微鏡による細菌の観察
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大まかな細菌の情報(悪い菌がお口の中に住み着いているかどうか)わかります。
当院では原則すべての患者様に行っております。

 
 歯周病原因菌の検査(免疫学的検査)

歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目の溝)内もしくは唾液の成分を採取して調べます。

1. Actinobacillus actinomycetemcomitans
2. Porphyromonas gingivalis
3. Prevotella intermedia

4. Bacteroides forsythus (Tannerella forsythensis)
5. Treponema denticola
6. Fusobacterium nucleatum

 
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歯周病はこの菌の種類と数によって進行リスクが変わります。
歯周病原因菌は虫歯原因菌と違い、空気に触れると死んでしまうため今まではなかなか検査が出来ませんでした。
細菌検査による免疫学的診査を行うことによりEBM(科学的根拠)に基づく歯周病の診断や治療方針の決定、治療後の精度の高い予後判定が行えます。

 

この検査を行うことで、どの菌がお口の中にどのくらいいるかが正確にわかります。また治療の効果を客観的に判断することが可能です。

 

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当院の歯周病治療

歯周基本治療

歯周病の原因を取り除き可能な限り清潔なお口の環境をつくる処置です。歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)、歯石などに住みつく細菌です。原因除去とは、歯垢、歯石を取り除き、そして再び付着しないように適切な歯のみがき方をマスターすることが歯周基本治療の重要な役割です。初期の歯周病はほとんどこの処置でよくなります。

内科的アプローチで行う歯周治療

薬による歯周病除菌

薬でなおす、まったく新しい歯周病治療です。
従来の歯磨きと歯石取りだけで治るのを待つだけの治療ではなく、歯周病の原因から根本的に治す画期的な治療法です。

人の口の中には、500種類以上の細菌がいるといわれています。最近の研究では、その中の4~5種類の菌が、歯周病を引き起こす原因菌であることがわかってきました。代表的なものは、下記の3種です。

  • Porphyromonas-gingivalis【Pg菌】
  • Treponema-denticola【td菌】
  • Tnaaerella-forsythia【tf菌】

歯周病菌がお口の中にいっぱいいる人は歯周病が進みやすく、歯周病菌が少ない人は歯周病になりにくいわけです。歯周病菌による感染症としてとらえようという考え方です。これで、一生懸命に歯磨きをしているのに、なぜ歯周病になるのかがお解り頂けると思います。

それではお口の中の歯周病菌の割合を調べて、歯周病菌をいなくすればよいのではないでしょうか。最新の細菌検査と、抗生物質により、それが可能になりました。

歯周病菌は、人が生まれつき持っている菌ではありません。同居しているご家族の間では特にうつりやすくなりますので、除菌治療を行う場合は、ご家族の方も一緒に歯周病の細菌検査を受けられることをお勧めいたします。

FMD(フルマウスディスインフェクション)

新しい歯周病治療として、薬で歯周病を治す方法を取り入れました。
この治療方法は歯周病の原因となる細菌を、24時間以内に全口腔内の感染物排除を行うこと。4分の1顎ずつのSRPでは初期治療終了前に再感染することが予測されるため、これを防止するために、Quirynenによりその概念が提唱された。クロルヘキシジンによるマウスリンス・歯周ポケット内洗浄をともなう方法に加えて、現在では内服抗菌薬を用いて術後の細菌感染(=菌血症)のリスクをコントロールしたうえで行う方法が考案されている。細菌検査に基づく診断による抗菌療法とその後のFMDの導入により、重度歯周病の患者様に対して、感染症治療の達成、初期治療の早期化、再生治療の成功率の向上、歯周病原性細菌のご家族内での伝播の抑止などのメリットがあります。

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歯周病除菌治療の進め方

歯周病菌の確認

最初に、最新の位相差顕微鏡でお口の歯垢の中の細菌を確認します。(無料です)
歯周病菌の有無を検査します。お口の中の汚れを少し取り、歯周病菌の割合を調べます。5分程度でできる、痛くない検査です。

歯周病の確認

顕微鏡では、実際のお口の中の細菌が動いている様子が、パソコン上で確認できます。何人もの患者様のお口の中の細菌を見てみると、人によって、細菌の種類や動きの激しさが大きく違うことがわかります。このように、位相差顕微鏡による観察で、お口の中の細菌の量やだいたいの種類がわかります。歯周病の場合は、細菌の動きが激しいので、この時点でパソコン画面をご確認いただくことになります。
しかし、常在菌や善玉菌もいるので、細菌がいること自体は悪いことではありません。そこで、お口の中の細菌の毒性を調べるために、バナぺリオという歯周病検査を行います。


歯周病検査 (バナぺリオ)

  • 安全無痛・・・歯と歯肉の境目に付着した歯肉縁下の歯垢を採るだけなので安全で痛くありません
  • 簡便迅速・・・専用の反応器で5分間反応を促進させるだけで結果が出ます
  • 結果は一目瞭然・・・検査結果は試験紙にでる青色の濃淡で判断できるため

たばこを吸うと歯ぐきの血管が収縮し、白血球が減少して、薬の効きが悪くなります。また、たばこは歯周病になりやすく、歯周病が治りにくいことが分かっています。ヘビースモーカーの方は、薬が効きにくいため、歯周病の除菌治療はお断りさせていただく場合があります。

バナペリオの機械 バナペリオの検査結果 細菌写真(左・治療前、右・治療後)

バナペリオ検査表左が治療前、右が除菌治療後のバナぺリオの検査結果です。左の検査結果は青くしみがついているのがわかります。右の検査結果では、青い印が付いていません。
このように、バナぺリオでは、検査票につく色によって、歯周病菌の有無を判断します。


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